ゴマの実

テンプレデザインも自作しちゃったりして力入れちゃったけど…。内容は薄っぺらいブログ。てか、テンプレに力入れすぎちゃったんだね☆
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「ゴマくん、キミは30過ぎたらイイ男になるよ!」




子泣き爺は笑顔で語る。





「え゛。そういうふうに見えます?」

「うん。すごく将来が楽しみな人。」





ニコニコしたままの子泣き爺。





「30かぁ~~~~。何か変わるんですかねぇ~?」




と、オレが怪訝に聞くと

子泣き爺は突如、真顔になり





「変わるんじゃなくて、変えられるんだよ。

すべてをキミがプラスに出来るようになるよ。」






と。言う。

だが、オレにとっては眉唾。





「またまたぁ~~~?」

「本当だよ。

辛い事とか、苦しい事とか、同世代の人達よりも多く経験してる。

しかも、すべてが特殊な経験。その特殊な経験がキミを育ててくれたんだ。

物事を冷静に、客観的に見つめる能力を養う為の訓練だったんだよ。今までは。

そのおかげで人の気持ちを深く深く考えるようになっただろう?」




「出来てるとは思えないですけどね。」





オレは肩をすくめた。





「出来てない人はそこで

『そうですねぇ~』

って相槌を打つんだ。出来てる人程、自信のない返事をする。」


「買いかぶりすぎじゃないですか?」





実感の湧かないオレ。






「30になってからのお楽しみだよ。」





そう言うと、また子泣き爺は笑顔に戻る。







なんじゃ?これ?????

そもそも。

なんでオレは子泣き爺と話しているのかというと。







そもそも…だ。

なんでこんな事になったのか。というと。

会社の中での話が発端だった。





いつも通りの昼休み。

いつも決まったメンバーがタバコをふかしてた。

会話もたわいもない、普段どおりの生活。





そんな時、昼から出社してきた先輩がいてさ。






「ウチ、おかげ様で2人目の子供が本日の11時に生まれました!!!!」



彼は満面の笑みで報告した。

一瞬でなごやかになる休憩所。


「おおおおおおお!おめでとうございます!!」

「いやぁ~~~~。

そういう行為自体、去年一回しかしてないのに。

それで出来ちゃうんだからな~~~!」


「この際、ど~だっていいじゃないですか!

幸せな事なんだし!!!」


そういうと、彼はまんざらでもない顔をしてる。

「いや…でもね。

なんかシャクなんだよねぇ~~~。」


「何が?」

「いやね。

実は3年前、1人目の子供の名前を決めかねてる時にね。

ちょっとした占い師のトコに行ったんだよ。

姓名判断とかする人なんだけどさ。他にも手相とか、人相とかも見るトコでね。」


「へぇぇぇ~~~~。」

「何が凄いってさ。

3年前行った時にね。言われたんだよ。

アンタ、今から3年後の9月に男の子が出来るよ。って。」


「ええええええええええええええええええ!」

「その時は全然マトモに聞いてもいなかったんだけどさ。

当たってるんだよね…。

9月でしょ?男の子でしょ?

あげくにそういう行為を去年一回しかしてないのに…だよ?

必死に嫁から操を守ってたのに…。年末にコロっと…」





「コロっ。って言うな!!

でもまぁ…それって凄いですよね。」



実はオレ。

こういう話、かなり好き。

細木○子はまったくもって信じないけど

→こういう苦い思い出もあるしね…。

姓名判断とか、手相とかは信じちゃう。

だって、その人オンリーなモンじゃない?

六星○術だとさ。せいぜい12種類でしょ?知らないけど。

そんなこんなで興味深々なオレ。





もちろん、聞いてみる。

「ドコにあるんですか?そんなトコ?」

「おろ?ゴマくん興味深々だね~!」

「えぇ。メチャメチャ興味深々です。

そういうのスキなんです。」




「へ~~~~~。意外~~~。

ゴマくん、行ってみて良かったら教えてね。」


たまたまその場に居合わせたナナコが笑う。







という事で…。

今、占い師の館にいるのだが…。

ほら、占い師とか言われるとさ。

いかにも





水晶持ってます~~!!!

アヤしいタロットもありまっせ~~~!!!!

ムダにお香の臭いをプンプンさせまっせ~~~~!!!!






みたいなイメージあるじゃない。

でもね。

実際、行ってみるとね。





あれ…。

この人、どっかで見た事あるぞ…。

ドコだ?ドコだっけ?





ああ。そうだ。













これだ。





なんていうかな。

どうせウサンくさいのなら、もうちょっと

それらしいウサン臭さになってくれ。




ビジュアル的に


これだと

それはそれでウサン臭すぎる。






まぁ。そこでの話の内容が冒頭の話なんだが。

どうでもいいとは思うけど、簡単に何を言われたのか

まとめてみよう。




という事で。

当たってるんだか。当たってないんだか。

サッパリわからない。







なんだか釈然としないまま、占いも終わり。

「まぁ、こんなモンだろ。」

なんて自分を納得させながら車に乗り込んだ。






エンジンをかけ、ギアをドライブに合わせて、サイドブレーキに手をかけた時。







ふと、昔の記憶がよぎった。









「────────────ゴマは30歳から…だと思うな。」









「そういう訳じゃないよ。じゅうぶん今のままでもいい。

だけど…30過ぎたら、今の良い部分がもっと良くなると思うよ。」
















「そうだね。足りないのは経験かな。

まだまだ若いゴマに、いろんな事を教えなきゃいけないもんね。

それがアタシの役割。

アタシ、ゴマの先生~~~♪なんてね。」













「アハハハハ。

お礼はディズニーがいいな。

1日ディズニーデート。あ。そうそう。今度、シーが出来たじゃん?

シーにも行ってみたいんだよねぇ~~~。

でも、最初だからアトラクションがつまらないって聞いたんだよね~~。」
















────────────────記憶の中の景子は。

────────────────────いつまでも、オレの車の助手席で笑っている。









辛い事も多かったけど。





でも、それ以上にどうしてオレは…。






「信じられない!」















「お願いがあるの…。これで最後のお願い…」
















「じゃ…。家に帰るね…」








───────────────────最低だな。オレ。改めて思い出しても。






過去は消えない。

記憶は思い出す事よりも忘れる事の方が困難で。







オレはエンジンをかけたまま、ハンドルに頭をうずめた。







混乱する頭。





いろんな気持ちがゴチャゴチャに混ざる。




「このまま家に帰って酒でも飲んで寝て忘れよう…。」




オレはポツリとつぶやき、車を走らせた。





家に帰ってから、酒を浴びるように飲み昼間から翌朝まで熟睡。

嗚呼。翌日も休みで良かった。





携帯…携帯…っと。


あ。昨日占いの時から電源落としたままだったんだ。

ど~~~せ…。

またメールなんて入ってやしないんだろ~な~~~。

なんて思いながらもメール問い合わせ。






意外や意外。

珍しく1件受信。




「ちーす。起きてますか~~?」

見た事のないアドレス。

誰?





つ・づ・く



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