ゴマの実

テンプレデザインも自作しちゃったりして力入れちゃったけど…。内容は薄っぺらいブログ。てか、テンプレに力入れすぎちゃったんだね☆
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いつも通りの昼休みだった。

休憩室でオレと他の人がタバコをふかし、そこにナナコも合流。

みんなで一緒にタバコをふかすのが日課だった。

その中でたわいもない話なんかを交わしてさ。

くだらない話とか、昨日起きた事とか、TVの話とかさ。

話題に中身はなかった。

でも、その環境が妙に心地よかった。

そこにナナコがいたから?

それとも、昼休みの一服だから格別なんだろうか?

どうなんだか、全然わからないけど…とにかく、

この時間が大好きだった。








だけど、仕事は嫌いだった。

仕事内容もさる事ながら、労働条件があまりにも悪すぎる。

そんなグチをみんなで吐いたりして。






それも幸せな事だったのかもしれないな。


どうも。ゴマガエルです。

今日は話がポンポン飛びますよん。








そんな昼休みの事だった。

昨日見たTVの話題になり、細木数子の話になった。

「昨日出てた火星人のタレントってボロボロに言われてたね。

ゴマくん、見た?」


ナナコが笑う。

「あ。うん。見た見た。だけどさ~。ホントに当たるのかねぇ~?」

「ん~~~。未来の話はウサン臭いけどさ。

でも、性格とか当たるよ。」


「そうなの?」

「アタシも火星人マイナスなんだけどさ。

たくさん共通点あったもん。」


「ホントかなぁ…怪しいなぁ…」

ふと口にしたセリフ。

そういえば、こんな事、以前にもあったな。

「ゴマくんって何星人?」

「確か、木星人だよ。」

「え゛っ。木星人なの?」



以前にもこんな会話をした事があった。



そんなやりとりが懐かしくて。



だけど、




その日はどうかしてた。

オレはどうかしてたんだ。

そうじゃなきゃ、あんな昔の事を思い出す訳がない。

「ゴマってアタシと相性あんまり良くないじゃない」

「なんだよ。なんで怒ってんだよ」

「だって。こんなに好きなのに、相性が悪いって言われると気分悪いじゃない。」

オレは読んでいた雑誌を自分の横に置いて、彼女の方を見た。

「わかんね~~~!その理論!!

とりあえず、占いがどうあろうとオレ達は変わらないだろ?」


「そうかもしんないけど…。悔しいじゃん!

100%じゃないんだよ。ウチらですら60%なんだよ?

ゴマにとってアタシよりも、もっともっと相性のいい人がいるんだよ!」


彼女は長い髪を揺らしながら、くだらない事を必死に訴えかける。

そんなマヌケな姿がたまらなくおかしくて。

「それはお互い様だろ?

お前にとってオレよりも相性のいい人がいるんだから」


「そうだけど…なんか違う!!!」

オレは笑いをこらえるのに必死だった。

なんでコイツはこんなくだらない事で必死になれるんだろう?

それが不思議で不思議でたまらなかった。

世間にはこんなイタい子だってバレてないのが唯一の救い。

彼女は名前を景子という。

「まままま。いいじゃん。オレが木星人で、お前が火星人でしょ?

お隣さん同士なんだからこれから仲良くしようよ。」


オレはチャカしながらまた雑誌を開いた。

すると…景子は突然すり寄ってきたと思ったら…。












グスッ…












グスン。……






























ああああああ!!


やっちまった。

彼女はすぐ泣く女の子だった。

年なんて6コ上なのに、どうもそうは見えなかった。

小柄できゃしゃな体も年上に見えない原因のひとつだったけど、

それ以上に…。







性格がどう考えても6コ上には見えなかった。

すぐ泣いたり、すぐ怒ったり、すぐスネたり…。

まるで年下みたいな年上だった。

オレにとってはいつもの事。

いつも通り、彼女は泣き始めた。

なんでこんなに落ち着いているのか…というと。





落ち着いてるんじゃない。



あきれてるんだ。









景子は一度泣き始めると4時間は軽く泣き続ける。


オレはそれを毎回耐えていた。



それのどこが耐えるって?











耐えてるんだよ。























尿意とか。

しかも、タチの悪い事に彼女は抱きついたまま泣き続ける。





こっちの尿意都合とか一切考えずにひたすら、満足するまで

泣き続ける。

オレは…それが落ち着くまで、ずっと頭をなで続ける。

彼女の長い髪を。

すこしパーマがかった髪の毛を指でほぐしながら。

















拷問ッスよ…


特に膀胱に。




「自分がそこまで辛い思いをしてるのに

彼女の事がそんなに好きなの?」


なんて言われる事も多々あった。

実際、好きでもなんでもない。

だけど…別れられなかった。理由はない。

ただ…ほっとけなかった。

自分の事を「ん~~~!オレってお人よし!」なんて思う程、バカでもない。

ただ…別れられなかった。

別れてはいけない気がした…。

オレはきっと彼女に依存してたんだろう…。

「こいつはオレがいないときっと生きていけない!」

って。

ウヌボレもいいトコだ。

あんな恋なんてもう2度としたくない。





「…………マくん!

ゴマくん!!」


「…ん?あ…ああ…。」

「どうしたの?ぼーっとして?ゴマくんらしくない。」

そう言って、ナナコはオレの顔を心配そうに覗き込んだ。

その表情がまるで景子そっくりだった。



一瞬よみがえる苦い記憶。


「らしくない…か…。

そだね。らしくないね。」


「どしたの?突然?ヘンなの~~~?

ところでさ~~~。

火星人と木星人って相性が…」


「60%でしょ?

お隣さん同士なんだから、そんな事言わないで仲良くしましょうよ」


「???うん…?」

ナナコは怪訝な顔をしてる。


















そうだよ。

60%の相性なんて信じないでくれよ。

所詮、占いなんて統計学なんだから。

問題なのは本人同士の気持ちだろ?

そんなモノで勝手に気持ちを量らないで欲しいんだ。













─────────────オレはこんなにナナコの事が好きなのに。



つ・づ・く



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コメント
この記事へのコメント
yada

これあたしじゃん


年上なのに

泣いたり笑ったり
喜怒哀楽激しく、ワガママでふりまわす・・・


コア熊です。

それでばばを手に入れました。。。

けいこってモトカノ?
2007/10/30(火) 09:06:11 | みコ | #-[ 編集]
年下ですが^^;
みコさんに同じく・・・
喜怒哀楽激しく、ワガママ
でへ^^

ゴマさんてなかなか、へヴぃな方とお付き合いなさってるのね

相性は大事。
相性悪いのが気になるのは、好きな証拠かもねぇ

乙女チックゴマさん
アヒャヒャヘ(゚∀゚*)ノヽ(*゚∀゚)ノアヒャヒャ
2007/11/01(木) 02:22:31 | あずき | #-[ 編集]
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